「ドキドキ!プリキュア」?

商標から未来がわかる!? アニメ「プリキュア」から見る企業の未来

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女児向けアニメ「プリキュア」
次の展開は?
~ 商標から未来がわかる!? ~

2012年11月05日

こんにちは。
JAZY特許事務所・弁理士の河合光一です。

今回は軽い話題を。情報提供はJAZYグル―プのY氏より。

「プリキュア」ってご存知ですか?

女児向けのアニメで、いわゆる変身ものです。
セーラームーンとか、ひみつのアッコちゃん、魔法使いサリーの類といえば、おわかりになるでしょうか。“普通”の女の子が変身して大活躍ってやつですね。

「なぜ、そんなことを知っているんだ?」ですって。
カワイイ姪っ子(4歳)がいるからですよ。断じてロリコンではございません(笑)。

ちなみに、この記事は勤務が終わってから書いています。PCのモニターいっぱいに「プリキュア」が映し出されているところを女性スタッフに見られたら・・・(笑)。

ウキペディアによると、シリーズとなるほどの人気で、2004年に放送開始された「ふたりはプリキュア」から始まり、「Yes! プリキュア5」、「フレッシュプリキュア!」、「ハートキャッチプリキュア!」、「スイートプリキュア♪」と続き、現在は「スマイルプリキュア!」が放送中とのこと。

さて、この「プリキュア」、一部の大人の間でちょっとした話題となっています。
次の「プリキュア」シリーズの名前はどうなるかと、熱い議論が交わされている模様。

「ドキドキ!プリキュア」で決定か?
http://matomate.blog133.fc2.com/blog-entry-4799.html

通常は「アニメ好きの空想話ね」で終わるのですが、根拠として「公開商標公報」のキャプチャー画像がアップされています。

ただ、怪しげなWebページでの話ですから、巧妙ないたずらとも限りません。
調べてみると・・・・・

「ドキドキ!プリキュア」の中身

あ、ありました!

東映アニメーション株式会社によって、平成24年10月2日に商標登録出願されています(商願2012-79491)。

区分数は23。

「区分」とは特許庁が世の中の商品・サービスを45に分類したもので、区分数が増えると費用も増加します。それだけ広い範囲で権利を要求することになるからです。

「ドキドキ!プリキュア」は、全部で45ある区分の中の23の区分に関して権利を要求しています。かなり多いですね。

出願時に特許庁へ納める印紙代(審査料のようなもの)だけでも201,200円です。無事に登録された場合に特許庁へ納める印紙代は、864,800円にもなります(10年登録の場合)。

また、東映アニメーション株式会社は代理人によって「ドキドキ!プリキュア」を商標登録出願していますから、上記の費用に加えて代理人手数料を支払っているはずです。安くとも数十万円になると思われます。

過去の「プリキュア」シリーズの商標も区分数23で商標登録されていることを勘案すると、次の名前は「ドキドキ!プリキュア」となる可能性はかなり高いと考えてよいのではないでしょうか。

や、やりおるな、アニメ好き。

ところで、大人気アニメからどんな商品・サービス展開が考えられますか?

DVD(区分9)、書籍(区分16)、電子出版物(区分9)、洋服(区分25)、アプリ(区分9、42)、おもちゃ・人形(区分28)etc

当然、「ドキドキ!プリキュア」はこれらについて権利保護を要求しています。

一方で、例えば「戦車」(区分13)は除かれています。
見たくないですよね、ドキドキ!プリキュア戦車なんて。ヒロインを戦争に関わらせてはいけません。

少しだけ、真面目な話…

「ドキドキ!プリキュア」で決定ならば、どんな内容になるのでしょう?

現シリーズが「スマイルプリキュア!」なので、恋愛要素が増えるのではというのが上記Webページでの有力説となっています。

東映アニメーション株式会社ですから、マーケティング調査・分析に基づいて「恋愛(ドキドキ!)」をテーマとしたの「かも」しれません。

もしそうだとするならば、関連グッズも大人びたものになる「かも」しれませんね。

好きなアニメキャラクターから子供が受ける影響は小さくありませんから、少し大人びた商品が世の中の流行りになる「かも」しれません。

「うちは女の子向けの商品を扱ってないから関係ないよ!」という会社でも、大人びた女の子に釣り合うような男の子向けの商品に商機を見出せる「かも」しれません。

もちろん、たったこれだけの情報で判断することはできません。
ただ、アンテナは立つのではないでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・「かも」
・・・・・・・・・・・・・「かも」
・・・・・・・・・・・・・「かも」

応用…

企業の商標を見ることで、企業戦略の一部がわかることがあります。

例えば、今まで特定の商品・サービスのみで商標登録していた会社が、別の商品・サービスについても権利保護を要求した商標登録出願をしているのであれば、新規事業へ乗り出すの「かも」しれません。

続いて、ライバル企業がヒット商品を出したという場合。販売2年前にその商品名を商標登録出願していたのならば、このヒットはたまたまではなく周到な準備の下計画的に進められていた可能性があり、商標ひいてはブランドに対する意識が高いと推察されます。

それと比べて自社は? 考えるきっかけとなるでしょう。

特許庁のWebページで、商標登録・出願の状況を調べることができます。
http://www1.ipdl.inpit.go.jp/syutsugan/TM_AREA_A.cgi?0&1351829006903

「検索項目選択」で「出願人/書換申請者/権利者/名義人」を選択し、「検索キーワード」に調べたい企業名を入力して「検索実行」を押してください。

気付きを得られるかもしれません。

なお、このデータベースに商標登録出願の情報が反映されるにはタイムラグがあります。「ドキドキ!プリキュア」の情報は11月2日時点では反映されていないようです。

我々の未来…

今年も、もう11月ですね。
いや、まだ2ヶ月もあります。

どんな未来が訪れるのでしょう。
楽しみですね。

ドキドキ!

2012年11月05日

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