<教えて!>「弁理士」って何者?

率直にお尋ねします。
「弁理士」って何者ですか?

回答

弁理士は、産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)に関わる手続を代理することができる国家資格保有者です。

便利屋ではありません(笑) よく間違われますが・・・

実は、国家資格としても弁護士についで歴史のある資格なんですよ。

産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)は、書類を作成して特許庁へ出願し、特許庁の審査官による審査を経なければ権利が発生しません。
多くの弁理士は、この産業財産権の権利化に携わっています。

その他、産業財産権・知的財産権を経営に活かすためのコンサルティングや権利化後の知財紛争の場面などでも活躍している弁理士がいます。

産業財産権・知的財産権であれば、弁理士にお任せあれってことですね。

弁理士になるには、毎年1回だけ行なわれる国家試験に合格しなければなりません。
第一次試験(マークシート)・第二次試験(論文試験)・第三次試験(口述(面接)試験)の3段階があり、当然すべてパスすることが要求されます。
さらに、合格後に日本弁理士会に弁理士登録をしてはじめて弁理士と名乗れます。

平成24年の最終合格率は10.7%ですが、これは国の政策で合格者を急増させているからであり、4年前の平成20年の最終合格率は5.9%と厳しい試験となっています。

なお、弁護士の資格を持っている人や、特許庁で通算7年以上審判官または審査官として従事した人は、弁理士試験を受験しなくても弁理士と認められます。